札幌学院大学図書館ブログ

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「図書館ビブリオ・トーク」を開催しました!

イベントレポート「図書館ビブリオ・トーク」

11月6日(月)、本学図書館では初めての開催となるビブリオ・トークを行いました!

ビブリオ・トークとは
 本の紹介コミュニケーションゲームである“ビブリオバトル”を参考に、
 自分の好きな本=「推し本」について紹介するイベントです。
 ジャンルは何でもOK。順位や勝敗はつけません。
 あなたの推し本について、どうぞ熱く語ってください!

 会場は、江別キャンパスC館2階コラボ・エントランスをお借りしました。普段は図書館に足が向かない方にも、「何かやってるな👀」と注目してもらえる機会になったかと思います。
 当日欠席になってしまった参加者さんもいましたが、学生・教職員まじって時に熱く、時に和やかな推し本トークとなりました。発表後の質問コーナーでも活発なやりとりが交わされ、コミュニケーションゲームとしての面白さが味わえました。終了後のアンケートでは、「読んでみたくなりました」「さっそく買いに行きました」と嬉しい感想が寄せられています。
 発表者として&ギャラリーとしてご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!

 紹介された本は、図書館で展示を行います。展示が始まったら当ブログでもお知らせしますので、興味を持たれた方は、ぜひ図書館へ足を運んで読んでみてくださいね📚

当日の様子

 さて、本を紹介するといえば、新聞や雑誌に掲載される“書評”が思い浮かびますね。書評家と呼ばれるライターや小説家の方が書くことが多く、図書館には書評をまとめた本もあります(請求記号019.9「書評.書評集」として分類されています)
 文字で書かれた書評とトークの違うところは、やはりその場限りのライブ感でしょうか。その本のどこが好きなのか・面白いと思ったのか、たとえ同じ本を紹介したとしても、読んだ人によって語る内容は違ってきます。また、同じ人が語ったとしても、自分以外の参加者の話や、どんな人がギャラリーとして聞いているかに影響を受けます。そこが面白いところですね。

 ビブリオ・トークは、知らない本を知ったり、知っている本の新たな一面に気づくことができる、本を通じたコミュニケーション
 次回以降も企画してまいりますので、ぜひ楽しみにしてくださいね!

 

参考図書
物語を一人称で語るビブリオトーク : 物語をより深く理解し、楽しむための手法として
笹倉剛著, 京都 : あいり出版, 2022.7 
(リンク先は本学図書館OPAC